Toquio Bossa Trio Profile
「トキオ・ボッサ・トリオ」プロフィール
メンバー：吉田和雄（ヨシダカズオ）・リーダー、ドラム
遠藤律子（エンドウリツコ）・ピアノ
山根幸洋（ヤマネユキヒロ）・ベース
ボサノヴァ、サンバなどのブラジルのリズムを得意とするドラマー、吉田和雄はプロデューサー（ジョイス、小野リサなどを制作）としてもブラジル音楽を日本に広めて来た。
１９６０年代、ブラジルではピアノ・トリオが盛んで、ミルトン・バナナ・トリオ、タンバ・トリオ、ジンボ・トリオなどはその代表格。アミルトン・ゴッドイ、ルイス・エサ、セルジオ・メンデスなど、多くの名ピアニストを輩出してきた。その後、ボサノヴァはギターの弾き語りが全盛となり、ピアノ・トリオは衰退の一途をたどった。
そこで、吉田はこの伝統を絶やすまいと、主にボサノヴァを演奏するピアノ・トリオを結成することを永年考えて来たが、核となるピアニスト探しが困難を極める。２００８年、都内のジャズクラブで歌手のバックで共演したジャズピアノの大御所、遠藤律子と意気投合。若手のベーシスト、山根幸洋と共に２００９年、トキオ・ボッサ・トリオ（TOQUIO BOSSA TRIO）をついに結成。（「TOQUIO」は東京のブラジル風スペル）
レパートリーはブラジルの名曲は勿論、ジャズのスタンダードやポップスもブラジル風にアレンジ。楽しいライブ・パフォーマンスで聴く者を惹きつけている。
２０１１年、念願のブラジル、リオデジャネイロでの公演を敢行、大好評を得る。2012年には韓国はソウルでも演奏。現地のミュージシャンと共演。2014年末、ブラジルのシンガーをゲストに迎え４作目を発表。そして、韓国のキュートな若手ボサノヴァ歌手、ヒョーキをフィーチャーした第五弾「オ・グランジ・アモール」を2017年9月にリリースした。
結成10周年を記念して2019年3月、６作目のアルバム「Sol-La-Mi-Mi」をリリース。
ディスコグラフィー
２００９年 「エンジェル・アイズ」（アオラ KYCD-0901）
２０１０年 「クライ・ミー・ア・リヴァー」（オーマガトキ OMCA-1136）
２０１２年 「ストールン・モーメンツ」（アオラ KYCD-1201）
２０１４年 「ブラジリアン・ヴォイセス」（アオラ KYCD-1402）
２０１６年 「オ・グランヂ・アモール」（アオラ KYCD-1701）
２０１９年 「ソ・ラ・ミ・ミ」（アオラ KYCD-１９０１）